資料形態 | 35mmマイクロフィルム 34リール |
請求記号 | M1159 |
原本所蔵 | 国立国会図書館 |
製 作 | ニチマイ(日本マイクロ写真) |
内 容 | 寺内正毅(1852-1919)は長州の出身で、維新期より軍人として活躍、累進した。西南戦争で負傷してからは軍政面で働き、初代教育総監(1898年)、陸軍大学校長、第一次・第二次桂内閣陸軍大臣等を歴任し、1906年陸軍大将、翌年子爵に叙せられる。この間、新動員令の制定、師団増設、下士官制度の改正、日英陸海軍協定の締結等を手掛けて成果を挙げた。 さらに明治43年(1910年)朝鮮併合により初代朝鮮総督となり武断政治を行い、伯爵にのぼる。大正5年(1916年)には元帥府に列せられ、10月には大隈内閣の後を受け首相となり。いわゆる超然内閣を組織して公明正大、援段政策を掲げた。しかし、その政治実態は軍備拡張、シベリア出兵、それに伴う増税・言論弾圧などで世論から軍閥政治と非難され、大正7年(1918年)9月の米騒動事件で内閣は崩壊、辞職した。 原資料は昭和39年(1964年)に遺族より国会図書館に寄贈されたものだが、本資料はこれをほぼ目録の番号順にマイクロ化したものである。内容は書簡と書類に大別され、書簡はさらに政治・軍事・外交等の公的なものについてはA群、私的儀礼的なものはB群に分けて収録している。 |
検 索 | 国立国会図書館 編『寺内正毅関係文書 目録』(憲政資料目録 第八:1971年) による。 |
関連文献 | 山本四郎 編『寺内正毅関係文書;首相以前』(京都女子大学研究叢刊:9) 山本四郎 編『寺内正毅内閣関係資料』(京都女子大学研究叢刊:10) 山本四郎 編『寺内正毅日記:1900-1918』(京都女子大学研究叢刊:5) |