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葛I伊国屋書店情報制作部
入力基準にあわない図書も多くなった。例外的処理が避けられないが、入力者は約25名いるので対応が大変である。注意していないとそれまでに作成した書誌と矛盾が生じたりする(前にいったことと違うと攻められることになる)。逆に例外と思っていたものでも、度重なると基準性をおびてくる(そんなことはきいていなかったと責められる)。国会図書館の基準を遡及入力用にかみくだいたマニュアルを作成しているが、入力事例に合わせた改訂(既に一度行った)と、例外的処理の記録と管理が今後の課題である。 分類・件名はあいかわらずというか、ヒットしなくなった現在最大の悩みの種であり、早大専従者による修正のほとんどを占めている。しかし、ヒット分ではすべての分野を入力しているので、同じ誤りを繰り返さないよう過去のまちがいの事例をパソコンに入力し、分析を行っている。そして早大分類別に集計し、その分類の入力前に資料化して配布するようにしている。それでも悩むし(特に各分類の゛1")まちがいが多い。 さて、1年前筆者はこの『ふみくら』に自分たちの状態を、はいはいを始めたばかりとし、これから成長してみせると書いた。はたして成長したといえるだろうか?自分としては、全オリジナル入力にとまどっている現在の状況は、初めて集団生活に直面した幼稚園新入園生くらいには成長したといえると思っているのだが...。 Copyright (C) Waseda University Library, 1996. All Rights Reserved. Archived Web, 2002 |