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図書館クリスマスカード 2002
唐糸草紙
唐糸物語
唐糸草紙
室町末期写本 1巻 紙本彩色
  『唐糸草子』は室町から江戸初期にかけて作られた「御伽草子」と総称される短篇小説の一つで、 木曽義仲の家来の娘で源頼朝暗殺の命を帯びた唐糸と、その娘万寿の物語である。
  図は万寿が鶴が岡八幡宮で今様を歌い頼朝を感激させて、囚われの母を救う場面である。
  本絵巻は現在知られている『唐糸草子』の諸本中唯一の絵巻で、書写年代も古い貴重な伝本である。
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First drafted Octber 22, 2002
Last revised November 11, 2005