展覧会のご案内

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古典籍総合データベース公開記念展示

館蔵資料でたどる  日本の歴史

会期   :   2008年3月21日(金)〜5月8日(木)(日・祝日は閉室) 古典籍総合データベースへ
会場   :   早稲田大学総合学術情報センター 2階展示室   案内
時間   :   10:00 〜 18:00
入場   :   無料
日本の歴史展ポスター

主な出陳資料

...ほか

館蔵資料でたどる日本の歴史へ

開催にあたって

    図書館では2005年から、「古典籍総合データベース」と名づけて館蔵の古書・貴重書のデータベースを 作成、公開して参りまし た。125年の歴史の中で、図書館が収蔵した和漢の貴重な資料約30万点について、ほぼ網羅的に書誌・画像を公開しようとするこ の試みも3年を経過し、いよいよ内容も充実してきています。また、洋学コレクション、江戸文学コレクションと、毎年テーマを決め て紹介したポータルサイトもおおむね好評で、学内外の多くの皆様にご利用いただいております。
    2007年度は、「資料でたどる日本の歴史」と題し、館蔵の古文書を中心に、さまざまな歴史資料をデータベースに収録しました。 今回の展示はデータベース上で公開している資料や今後収録予定の貴重な資料の一部について、その現物をご覧いただくものです。 古文書や貴重書は後世に受け継がなくてはならない貴重な財産です。そのため、通常の閲覧には制限を加えざるをえず、その代わりに 図録や影印、活字本などが提供されてきました。それに加えて、電子媒体による情報提供が進む昨今では、古典籍総合データベースの ような形で学内外どこからでも容易に資料の精細な画像をみることができるようになっています。一つの資料を閲覧・研究するにして も、紙に印刷された複製物を見たり、データベースを検索したり、また本展示のように現物資料をみたりと多様になっていますが、そ れぞれに長所・短所があると思います。そうした違いを今回の展示でご自身の目で体験してみてください。
    出陳資料の多くは、歴史の教科書でもおなじみの「尾張国解文」(重要文化財)をはじめ、有名な人物や出来事にかかわるものです。 その人が生き、その出来事がおきたのと同じ時代に生まれた資料の、ナマの迫力を感じていただければ幸いです。

        2008年3月                               早稲田大学図書館

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First drafted March 10, 2008
Last revised March 14, 2008