波留麻和解 一名江戸ハルマ


タイトル 波留麻和解 一名江戸ハルマ

著者/作者 ハルマ原著、稲村三伯訳編、大槻茂質序(自筆)

内容記述 請求記号:文庫08 A209 ; 製作・刊行年等:寛政8年 ; 数量:十三冊 ; 大きさ:27×19 ; 解説文:『波留麻和解』の写本。大槻家旧蔵の橙色表紙本である。巻頭に大槻玄沢(磐水)の序と宇田川玄真の書いた凡例が貼付されている。従来一般的に「稿本」の名で呼ばれてきたものであるが,刊本をこ採用された訳語あるいはそれに近い訳語がこの写本でも一番右の欄に記され,その左側に別の訳語が書かれているものが多いこと,刊本の訳語にあたるものを抹消して新しい訳語を書き加えたと思われるものも散見すること,刊本では未詳とされるオランダ語に写本では訳語を与えられている場合があることなど,さらに,刊本成立よりも後に完成した『ドーフ・ハルマ』の訳によった部分があることも指摘されている。

キーワード 洋学文庫

公開者
(出版者)
早稲田大学図書館

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