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タイトル |
金海奇観 二巻 ペルリ神奈川応接図巻
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著者/作者 |
大槻磐渓編 鍬形赤子等画
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内容記述 |
請求記号:文庫08 A230 ; 製作・刊行年等:嘉永7年(1854)9月 ; 数量:2巻 ; 大きさ:乾巻27×937cm 坤巻27×992cm ; 解説文:安政元年(1854),米使ペルリ再度の来航に際し,大槻磐渓は仙台藩主に命ぜられて浦賀に赴き,本牧沖に碇泊するアメリカ船や,横浜の使節応接所などの模様を実検,逐一藩主に報告した。その折に目撃した軍船,大砲をはじめ,使節応接所の図,彼理(ペルリ),唖●(口偏に但)(アダムス)ら使節の肖像など,およそ50図を画いたものが本図である。画は磐渓自筆を含め,多くを津山藩絵師鍬形赤子が描き,ほかに,関藍梁,高川文筌の筆が添えられている。 金海とは金川(神奈川)の海の意で,本牧一帯を指す。題字の屏浦河田興(迪斎)は佐藤一斎の女婿。この時締結された条款の国字は迪斎の筆にかかる。乾巻巻末には「跋に代えて録す,として,磐渓が,旗艦鮑厦旦(ポーハタン)号に搭乗の清人羅森に贈る詩2首坤巻巻末には関藍梁が,同じく当時金川にあて,その情景を詠んだ詩2首を載せている。
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キーワード |
洋学文庫
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公開者 (出版者) |
早稲田大学図書館
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