内容記述 |
請求記号:文庫08 A257 ; 出版地等:東京 ; 材質:紙本墨画 ; 数量:一額 ; 大きさ:32.5×24(外装50×41) ; 解説文:前野良沢は江戸中期の蘭学者。豊前国中津藩医の家に生れる。47才にして蘭学を志し、青木昆陽、長崎通詞・吉雄耕牛、楢林栄左衛門らについて学ぶ。蘭書「ターヘル・アナトミア」を杉田玄自らと翻訳。4年がかりで完成させ、「解体新書」として世におくる。 良沢の肖像は甚だ珍らしく、今日のところ他にこれあるを聞がない。「医家先哲肖像集」所収の画像はこの図を手本として描いたもの。洋紙を用いた自画賛で桂川家に伝わり、大槻家に贈られた由来を大槻文彦が台紙の余白に記している。はやくより種々の書物に掲載されている名高いもの。自画像の前面に描かれているものについては、諸説があるが、まだその一致をみない。;
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