舎密開宗


タイトル 舎密開宗

著者/作者 国明画

内容記述 請求記号:文庫08 B27 32 ; 製作・刊行年等:天保8年 ; 数量:六種六冊 ; 解説文:江戸後期に活躍した蘭学者・宇田川榕庵による,わが国初の体系的化学入門書。内篇4冊(18巻,295章)外篇3冊(3巻36章)から成る。イギリス人化学者WILLIAM HENRYの著書の蘭語訳本CHEMIE VOORBEGINNENDE LIEFHEBBERS(1803)が直接のテキストであるが,単なる翻訳にとどまらず,多くの参考書や,彼自身の実験の成果を取り込んでまとめ上げられている点に本書の特徴がある。近代化学の導入以前にその基本概念を広く紹介したことから,わが国の化学発展の基は本書にあると言えよう。「舎密」(セイミ)とは蘭語のCHEMIE(化学)の宛字。榕庵の考案した語と言われる。 館蔵の6種の本はいずれも榕庵旧蔵あるいは自筆本,自筆校正本である。岡村千曳旧蔵。

キーワード 洋学文庫

公開者
(出版者)
早稲田大学図書館

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