江戸ハルマ


タイトル 江戸ハルマ

著者/作者 ハルマ原著、稲村三伯訳編

内容記述 請求記号:文庫08 C513 ; 製作・刊行年等:寛政8年 ; 数量:二十七冊 ; 大きさ:26.3×18 ; 解説文:寛政8年(1796)に成ったわが国最初の蘭和辞典。題箋はオランダ語のみで記されていて日本語名はないため,「波留麻和解」あるいは「長崎ハルマ」に対して「江戸ハルマ」の名で呼ばれる。稲村三伯(1759〜1811)が石井恒右衛門・宇田川玄随らの協力を得てフランソア・ハルマの蘭仏辞典をもとに編纂した。このハルマの辞典は見出し語に対してオランダ語の説明があり,さらにフランス語訳がつけられている。このオランダ語の説明部分を訳したものである。左端に木活字によってオランダ語を組み,右端に訳語を与えている。訳語は漢字片仮名まじり文で,毛筆でたて書きに記されている。この辞典には江戸版と関西版との2系統があるが,これは江戸版に属するもので30部印行された。

キーワード 洋学文庫

公開者
(出版者)
早稲田大学図書館

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