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タイトル |
顕微鏡(宇田川榕庵所用)
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著者/作者 |
伝宇田川榕庵使用
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内容記述 |
請求記号:文庫08 C1425 ; 材質:真鍮製、台紫壇製 ; 数量:一 ; 大きさ:高さ22、鏡筒13 ; 解説文:文政9年(1826)4月ドイツの医師フランツ・フォン・シーボルト(1796〜1866)は,和蘭商館長デスチュールレル大佐に随従して江戸参府した。彼が江戸滞在中に宇田川榕庵(1797〜1846)は,その旅宿にシーボルトを訪ね,種々教えをうけている。とくにその別離に際しては,日本産植物●葉多数を贈り,シーボルトからは,植物学の原書と顕微鏡1台を贈られたという。本図の顕微鏡がそれではないかと推定される。榕庵は,植物学の元祖であり,また植物の顕微鏡観察を行った創始者である。もと宇田川家にあったもので,のち勝俣銓吉郎の所蔵に帰した。「プレパラート」 枠は角や亀甲製と思われる。標本は透明な雲母に挟まれている。3番目の枠に朱書された植物名は宇田川榕庵の字である。
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キーワード |
洋学文庫
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公開者 (出版者) |
早稲田大学図書館
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