| 内容記述 |
請求記号:文庫08 E21 ;数量:一額 ; 大きさ:34×50 ; 解説文:シーボルトが岩国藩周防国熊毛郡平生村出身の医師岡泰安に与えた外科技術証明書。岡家旧蔵。 岡泰安（1796〜1858）の本名は惟雄，平陵と号した。幼時より英才の誉れ高く，20歳の頃より各地で医学を修める。文化4年に郷里で開業し，同9年には長崎へ遊学。吉雄権之助の塾でシーボルトに師事し，外科を学ぶ。高い技量を認められ，名誉の証書を授与されて帰国。この証明書により，泰安の蘭法医としての名声は高まった。弘化元年に岩国・吉川家に仕官し，安政4年に侍医となる。 泰庵は外科ばかりでなく，眼科や内科にも通暁していたといわれる。その性格は豪放磊落で，同門の高野長英とは昵懇の仲であったと伝えられる。弟岡研介（1799〜1839）とともに，シーボルトの高弟として知られた。 ;
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