早稲田大学図書館の所蔵する貴重図書のなかから、日本文学史上とくに名高い作品や名高い作家にまつわる資料を、約50点えらび展示します。卒業・入学でなにかとにぎわう この季節ですが、キャンパスの喧騒をふとそれて、名高い文学作品の原本・原稿や古写本、古版本のもつなんともいえぬ風合にじっくりと触れてみるのもいいのではないでしょうか。
■嫁入本の収められる小箪笥。豪華
■源氏物語 五四帖 伝三条西実枝筆、54冊。
24・5×18・0センチ。蒔絵匣入。
展覧会「館蔵資料でたどる日本文学史」
- 会 場 :早稲田大学総合学術情報センター2階展示室
- 会 期 :1999年3月24日(水)〜4月23日(金)---好評につき期間延長
期間中の日曜日は閉室
- 時 間 :10:00〜17:00
- 主 催 :早稲田大学図書館
: 観覧者の声おもな出品資料:
- 古活字版「万葉集」「伊勢物語」「平家物語」「花伝書」
- 古写本「枕草子」「徒然草」
- 嫁入本「源氏物語」(上記画像)
- 初版本「好色一代男」
- 藤原定家筆蹟
- 井原西鶴書簡
- 自筆原稿・滝沢馬琴「南総里見八犬伝」
- 芥川龍之介ほか近代文学初版本など