特別展示「江戸の稀覯本」展

特別展示「江戸の稀覯本」

−横山重(赤木文庫)旧蔵貴重書展−


会期:1996年11月28日(木)〜12月7日(土)
     ※ただし、12月1日(日)閉室
時間:10時〜17時
会場:早稲田大学総合学術情報センター 2階展示室
      (最寄駅:地下鉄東西線早稲田駅)
内容:
 早稲田大学図書館の所蔵資料の中から、故横山重(しげる)旧蔵の稀覯本約60点を展観いたします。古浄瑠璃や室町時代物語などの本文校訂の仕事で知られた横山重(しげる)氏は、また有数の古典籍のコレクターでもあり、氏の厳正な鑑識眼をもって蒐められた幾多の貴重書・稀覯本は「赤木文庫」として、斯界に広く知られていました。昭和55年に横山氏の亡くなったのち、早稲田大学図書館はこの赤木文庫のうち、近世文学を中心とするいささかの資料を所蔵するにいたりましたが、今回はそれらいずれ劣らぬ稀覯本の中からさらに善本を厳選し展観いたします。

主な展示資料
    古活字版『花伝書』『寛永行幸記』
    初期色刷本『御馬印』
    仮名草子『仁勢物語』『竹斎』
    浮世草子『好色一代女』
    井原西鶴書状

横山重略年譜

赤木文庫旧蔵書の全目録



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First drafted 1996
Last revised july 19, 1997