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角田柳作表彰状 昭和35年5月21日 外務大臣藤山愛一郎
Commendation from Japanese Foreign Minister, 1960
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角田柳作が日本政府から叙勲・表彰された昭和35年は、日米安全保障条約の改定の年にあたった。日本国内は騒然として、アイゼンハワー大統領は訪日できず、日米関係もゆらいでいた。なお不安定な国際関係を柳作はどのような思いで見ていたのであろうか。[コロンビア大学蔵, 角田昭氏蔵] |
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東アジア図書館展示会場
East Asiatic Library display, 1959
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図書の展示の前で図書を手に来客と談笑する柳作。右側はニューヨーク在住の日系実業家新井米男か。この3年後、柳作の努力の結晶である日本図書コレクションはコロンビア大学「東アジア図書館」の中核をなすものとしてケント・ホールに移ることとなる。[コロンビア大学蔵] |
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小坂善太郎外相を迎えて
With Foreign Minister Kosaka Zentaro, 1960
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昭和35年 (1960) 9月20日、日米修好100年にちなむ寄贈図書をたずさえ、池田勇人内閣の外相小坂善太郎夫妻がコロンビア大学を訪れた。カーク学長らとともに小坂を迎える柳作。右から2人目に甲斐美和の姿がある。[コロンビア大学蔵] |
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教室にて
During class
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びっしりと書かれた黒板を背にして、微笑を浮かべる柳作。彼は日本思想史や日本の古典文学などを講義した。柳作の講義準備は周到入念で、正確を期するため毎回山のように参考図書を教室に用意した。熱のこもった、それでいて詩的でユーモアもある魅力的な授業を展開したという。[コロンビア大学蔵] |
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角田柳作書幅「録言志録」 坡土遜柳叟
Calligraphy by Ryūsaku
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江戸時代末期の儒学者、佐藤一斎 (1772-1859) の著した『言志録』の中の一節。机にしがみついているばかりの学問では本当の力にはならないことを説く。生涯、みずからを旅人とした柳作の歩みと一致している。[角田修家文書 (群馬県立文書館寄託)] |
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